私は、オーストラリアのメルボルンにある「Grand Hyatt Melbourne」というホテルで、インターンシップを体験しました。ホテルでのインターンシップを選んだのは、将来サービス業界で働く夢を実現する為に、質の高いサービスを現場で学びたかったからです。
そして、面接でアピールした通り、ベルデスクでポーターとしてのお仕事をやらせていただくことになったのです。初日、制服に着替え、研修生という表示の無い名札を付け、早速ロビー前に立ちました。説明を受けるものだと思っていた私は、何をして良いのか分からずただ見よう見まねで周りに合わせて行動していましたが、「分からないことは、どんどん自分で聞かないと仕事は覚えられないよ。」と言われ、自分は学びに来ている事を改めて気づかされました。せっかく与えられたこの機会を無駄にしないように、限られた期間の中で出来るだけたくさん習得して帰ろうと思い、それからは積極的に動き、お客様にお声をかけたりしました。ベルデスクでの仕事内容は、基本的にはロビーやロビー前に立ち、チェックインやチェックアウトのお客様の対応をします。自家用車、タクシーのドアを開けてあいさつをし、トランクのお荷物を出してお運びします。ベルデスクは、ホテルに来られた方と最初に接するお仕事なので、そのホテルの第一印象にもなると言われました。チェックアウトのお客様にお荷物を渡して、タクシーをお呼びしたりもします。ベルデスクだけでは退屈だろうと言うことで、2、3日間コンシェルジェの仕事や、グランドクラブというVIPだけが使えるラウンジでのビュッフェの準備や会議のお部屋作りも体験させていただきました。それぞれの部署がそれぞれの役割を果たして、こんなに大きなホテルが動いているという事を目の当たりにしました。
この3週間を通して、一番辛かったのはやはりお客様とのコミュニケーションでした。従業員の方は、私が日本から来た学生だと知っていたので、丁寧に話して下さって楽しくお話出来たのですが、お客様はもちろん従業員の一人だと思って話しかけてこられるので、理解するのに必死でした。学校で学ぶ「ナチュラルスピード」というものでは現地では通用しないということも学びました。ですが、ポーターの仲間達が、とても優しく俗語やオーストラリアの事を教えて下さって、会話しながら楽しく慣れて行くことが出来ました。初めての環境に一喜一憂しながら過ごしましたが、本当にあっという間に最終日を迎えてしまいました。従業員の方々がケーキを用意してくれて、サプライズパーティーをして下さいました。「本当に良く働いてくれてありがとう。」と言って拍手をいただきました。それまでの疲れも吹っ飛び、このインターンシップを大きな自信と共に終える事が出来ました。今回のインターンシップを終えて、世界を舞台に活躍する女性になりたいという夢に少し近づけた気がします。
私は、メルボルンはSpotswoodという町にある、Spotswood Primary Schoolで、Teaching Assistantとしてインターンシップ生としてお世話になりました。最初の一週間はPrepという4〜6歳の最小学年のクラスに参加しました。仕事内容は主に子供たちの授業サポートです。まだ幼い子供たちの方が英語での会話も易しいだろうと思っていた私は、初回の授業で唖然としてしまいました。彼らの英語のほうがわからないのです!滑舌が悪いので聞き取れない上に、大人のように気を遣わないので、容赦なくガ〜ッと話してくるのです!私の英語も彼らに通じず、お互いに言葉ではなく、ボディランゲージを使った、体当たりのような会話となりました。
最初は一目で彼らの愛らしさに「かわい〜!」と、ただ、ただ笑顔で接し、近い目線になるようにと、先生の話を聞くときも彼らの横に座って授業に参加するようにしていました。Teaching Assistantとして子供たちの授業をサポートするときも、笑顔で教えていました。子供たちとコミュニケーションをとるには、一緒に遊ぶのが一番の方法だと思っていたので、休み時間や昼休みにもなるべく子供たちと校庭のアスレチックで遊ぶようにしましたでもそれが自分の立場を追い詰めていく結果になったと気づいたのはInternshipが2週間目にはいったころです。その頃、私は少しずつ“教師"という仕事の難しさを実感し始めていました。言葉やコミュニケーション法はもちろん、オーストラリアにいる1ヵ月大きな課題でしたし、オーストラリアの教師としてしてはいけないこと、しなければならないことなども学びました。それらのなかで一番困難だったのは、子供との境界線を確保することです。上記のように、常に子供たちと同じ目線で接していた私を、はじめの一週間で子供たちは“先生"ではなく、“友達"とみなしていました。校庭で遊ぶときも、冗談まじりにたたく、ける、服を引っ張る。とりあえず気を引くためにあらゆる手段を使ってきました。どんなに“Stop it!"と注意しても、“友達"に注意されてやめるような子供たちだったら、私は本当にまったくの悩みなしでこのInternshipを終えることとなったと思います。
そんな私と子供たちの様子を見て、校長先生は私にこうアドバイスしてくださいました。「子供たちはあなたをRespectしなくてはならない。そのためには、少し子供と距離を置くことが必要です」と。「このままではいけない、私はここに単に子供たちの遊び相手としてきたのではない」と思い、その言葉に従って少しずつ行動を改めるようにしていきました。まずは、授業中も、子供たちがカーペットの上に座っているときは、私はほかの先生方と同じようにイスや机の上に座り、休み時間も校庭で子供たちと遊ぶのではなく、Teacher’s Roomで時間をつぶすようにしました。子供たちがいけないことをしたら、笑って注意するのでなく真剣な顔で“No"と言いました。Noだけでなく、なぜダメなのかを、未熟な英語で一生懸命説明しました。すると、3週間目にはいるころには確実にける、ぶつ、引っ張るなどの行為は減りました(そうなるには先生方の協力が大きかったからなのですが・・・)
一言でいってしまえば、学校での3週間は本当に「楽しかった」。しかし、子供たちと学校で接するには、教師としての自分は、ただ仲良くするだけではだめなのだ。教師と児童の間には常に境界線が必要で、その関係が教育には必要なのだとこの体験でひしひしと感じました。そして子供と接する時には、「なぜ」に答えられるだけの言葉の能力も必要なのだということも実感しました。ただNoといわれただけでは納得できないのはどこの国の子供でも一緒だと思います。「楽しい」だけでは終わらない、「考える」・「観察する」力をつけたような気がします。次の目標は英語の向上!そしてこの体験で少しできた自信で、教育だけでなく、もう一つ興味のある、海外でのボランティアにも挑戦してみようと思っています!私がインターンをしたのはダウンタウンのMarriott hotel 系列のRenaissance というホテルの人事部です。大学の専攻が人事だったこと、またホスピタリティの分野の人事に特に関心があったためその分野を希望しました。私が担当として毎日行っていた仕事は、主に人事部から従業員向けた社内報の作成(pptを使用。決まった項目の情報の更新、レイアウト、印刷し他部署に配布)と書類(従業員の方の労働組合関係の書類、履歴書、給与、評価等に関係する書類)のファイリングの2つでした。特にファイリングは比重が多く、6週間で全社員(200人程度)の名前がだいたい把握できるくらいの量の書類を処理しました。その他は社員の方から随時頼まれた仕事(コピー、名札作成、郵便物の作成、イベント用品の準備、お使い等)を行っていました。仕事自体は英語力を問わず難なくできる簡単な仕事が多かったです。わからないことも聞けば丁寧に教えてもらえました。私は人事部という自分の専攻である、興味がある分野で働くことができたため、仕事内容に関わらず書類や同僚の話等周りの環境から実際の人事部の仕事内容や日本とカナダの人事制度の違いについて一部でしたが知ることができ、とても楽しんで過ごすことができました。社員の方はもちろんカナダ人、もしくは移民してしばらくたっている人達だったため、ESLとは違い、カナダ人が日常使用している英語に触れることができました。仕事を始める前は自分の英語力で仕事の指示がわかるか不安だったのですが、日本もカナダもだいたい事務作業で求められることは似ているため理解は難しくありませんでした。ただ、複雑な指示になってくるとやはり何度も聞き返さなければいけなかったり、こちらも何度も説明しなければいけなかったりすることが多々ありました。
また、日本とカナダのビジネス文化の違いを知ることも貴重な経験でした。例えばこちらの人は基本的に私生活を大切にする権利が社員の方に認められているという雰囲気があり、仕事が残っていても残業はしない(私の部署の人は毎日きっちり5時に帰っていた)、1ヵ月近く休みを取ることもできます。また、急な残業を頼まれているときも「今日は用事があるから」とさらっと断っている社員の方の姿もよく目にしました。
結局のところインターンをする利点は、ESLとは違いカナダ人の社会の一部に溶け込むことができるということだと感じました。それは私がインターンをすることを選んだ理由でもあり、経験してみて改めて実感したことでもあります。それは英語を勉強する、という意味でも有意義ですし、これから社会に出るにあたって日本というひとつの文化圏の中の仕組みだけではなく、違った文化圏の仕組みを体感することで、自身が身を置いている社会を相対化して、違った視点で考えることができるプラスの経験になると思います。私が初めての海外経験となるスペインでのインターンシップを無事に終えることができたのは、オフィスに日本人の方が2人いたことと、学校長自身の日本滞在経験が豊富だったことが大きいと思います。職場に日本人がいると海外インターンシップの意味が薄れてしまうとの見方があるかもしれませんが、私はこのスペインにありながら恵まれた環境こそが、インターンシップをより深く成功させる上で大切な要因だったのではないかと感じています。
日本式の短いインターンシップでスペイン語を完全にマスターするのは難しく、語学力の乏しさがインターンシップ本来の目的を達成するための妨げとなる可能性を考慮すると、午前中の語学クラスとホームステイ先でスペイン語を学び、インターンシップ先のオフィスでスペインの職務形態を母国語である日本語で学ぶことができたのは、私にとってベストの形だったのではないかと思います。この母国語でスペインの職場を体験することができたというのは非常に大切なことで、単純に実務以外の各事務やスペインでの雇用、オフィスの環境の詳しい事情など、私のつたない英語やスペイン語のみでは体験することのできなかったことまで、今回のインターンシップで経験させていただくことができました。
最後に、私がインターンシップ担当の方に言われたことで最も印象に残っていることは、語学力とパソコン技術がいくらあっても邪魔にならないというお話でした。女性は特に、結婚や出産で人生が大きく変わってしまうことも多いけれども、この2つがあれば世界中のどこででも生きていける、というこの言葉は、母国を遠く離れて暮らしている担当の方の、自身の女性としての経験から語られるもので大変重みを感じさせられました。この方の他にも海外でのインターンシップを紹介されるにあたって関わった多くの方や、ホストファミリー、語学学校の先生や友人、同じオフィスで働いた他のスタッフの方など、多くの方の協力があって今こうして無事にインターンシップを終えることができたのだと思います。
今後はこの経験をもとに、より積極的にこれからの就職活動に臨めたらと思います。私は、オーストラリア最大の観光地であるゴールドコーストにあるウォーターマークホテルにインターンシップに行ってきました。
はじめにホテルの組織について学び、ホテル内視察を行ってから、ハウスキーピング、フロントオフィス、予約予測、バリスタの体験をしました。特に、ホテルにとって部屋は最も重要な部分でありホテルの印象を左右します。ハウスキーピングの実習では、パソコンで管理されている部屋の詳細が記載されているリストを受け取り、1部屋約23分から28分で掃除をしました。実際にやってみると、この時間は1部屋を完璧な状態にするには短く、様々な動作をするためとても大変な作業でした。ハウスキーパーの方たちは、慣れると効率よく動けるようになり、さらにトレーニングの段階で体に負担のかかりにくいやり方を自分なりに考え、体に刷り込んでいくと話していました。何度訪れても、入った瞬間感動を生むホテルの部屋を作り上げるには、大変な努力と工夫が隠れていたのだと実感しました。また、実習中は、上司と部下の関係が近く、異なった役職や部門間で頻繁にコミュニケーションをとっている職場の開放的な雰囲気のおかげで、私自身も質問や意見を気軽に言うことができ、理解も深まり積極的に参加することができました。もちろん実習はすべて英語で進められるため不安もありました。しかし、通訳の方もいましたし、だんだん慣れてくると通訳とほとんど変わらず理解できている時もあり、実習の中での楽しみの一つになりました。
私はこの海外インターンシップを通して働くことで、より異文化に触れることができ、さらに今までは全く意識していなかった海外で働くということを身近に感じることができました。この経験を活かして日本だけでなく海外にまで視野を広げて自分の将来を考えていこうと思いました。